雇用調整助成金の上限を8,330円から15,000円へ引上げ検討開始

企業が社員に支払う休業手当を助成する「雇用調整助成金」について、
100％保証するなどと言われていましたが、その上限は日額8,330円と、
最低賃金並であり十分なものとは言えませんでした。

5月12日に、政府・与党は、この日額8,330円の上限を
15,000円程度に引き上げる方針との発表を行いました。

日額8,330円の場合は20日で166,000円程度の助成でしかなかったものが、
日額15,000円になれば、20日で300,000円の助成になりますので、
企業の持ち出しは最低限で済むようになります。

さらに、雇用調整助成金の申請件数が伸びないことを踏まえ、
休業中の社員を失業しているとみなして失業給付を直接社員に支給する
「みなし失業給付」を早急に具体化するとの厚生労働大臣の発表もありました。

6月17日までの今国会中にはまとめるとのことですので、
皆さま、もうしばらくの辛抱でございます。

日々中小企業支援の施策が発表されています。
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